2013/11/04 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ - 11月 04, 2013 本日の文学フリマでセンセー特集の本が発売早々売り切れました。 私は無事入手しました。最後に載っているリストが力作すぎなので、皆さんに見てほしいです。 名古屋大学SF研さんには頑張って通販していただきたい! リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ
インタビューやコラムなど - 5月 25, 2013 1999 ●インタビュー 『小説すばる』(集英社) 1999年11月号(モノクロ2ページ ) 基本的に「『ハサミ男』はどうやって生まれたか?」「書いたきっかけはなにか?」という話題のインタビュー記事。 メフィスト賞に応募する前、某出版社に勤めていたことや、病気で会社をやめて実家に帰り、3年間ぶらぶらしていた語っている。 ここで、一番好きなミステリ作家は横溝正史だと発言している。 ●インタビュー 『ユリイカ』(青土社) 1999年12月号(モノクロ11ページ) ミステリ・ルネッサンス特集 『本格ミステリVSファンタジー』と題して インタビュー 小谷真理 インタビューがSF・ファンタジー評論家の小谷真里さんだったため、ミステリに詳しくない小谷さんに対して、本格ミステリの構造について解説するといった感じの内容になっている。特に横溝と乱歩を例にあげて語った内容は読み応えがある。 殊能センセーの答えは言い切っているため、人によっては「そうは思えないけど」と思う人もいるかと思うけど、そのぶんわかりやすい内容になっている。 『ハサミ男』の構造を冷静に語っているところもおもしろい。 2000 ●コラム 『小説現代』(講談社) 2000年1月号(モノクロ1ページ) 『誰にも言えなかった話 ミステリ作家の姉』と題したコラム。タイトル通り、殊能センセーの姉について書かれたもの。このコラムの内容によると、殊能センセーのお姉さんはたまに、エッセイを読むくらいの人のようです。 個人的にはお姉さんが殊能センセーに対して「おまえみたいなのは『病気』と言うんだ」と言っているのに笑いました。 写真が掲載されているが、詳しくは これ と これ を読んでください。 ●アンケート 『2000本格ミステリ・ベスト10』(東京創元社) 2000年度版 2000本格ミステリ・ベスト10 アンケート回答(5行) 2000年に出た国内のミステリで、ベスト5をあげるというアンケートにたいして、「不勉強で、本はほとんど読まない」「他人様の作品にランク付けできる立場じゃない」との理由で、回答を辞退するというコメントが載っている。 ●インタビュー 『ダ・ヴィンチ』(リクルート) 2000年5月号(フルカラー2ページ) ミステリー作家新刊 続きを読む
ハサミ男がいた風景3 - 5月 25, 2013 ハサミ男の三番目の犠牲者は、目黒区鷹番に住んでいた。 (『ハサミ男』より) この印象的な文章で始まる『ハサミ男』。 最後はその鷹番に行きました。 作中にも書かれていますが淡路町駅から鷹番の最寄り駅『学芸大学駅』は結構遠くて、何度か乗り換えました(つまり私も高層ビルの嫌いなもぐらのように移動したってわけ)。でもハサミ男は初めて行く場所だからととっても朝早く起きて行ってましたが、行って思いました。 始めて行く場所だからって、いくらなんでも早く行き過ぎ! ハサミ男は時間を潰すの大変だったのでは? 学芸大学駅の商店街の写真。 駅前に本屋さんがあります。 ここはもしかして…ハサミ男が行った本屋(笑)? 『おふらんど』らしき喫茶店は見つけられませんでした。悲しい…。>当然か?手作りミートパイ、食べたかったな。 屋上には、めでたくも赤白に塗られた巨大な鉄塔をのせている。NTT目黒支局。 (『ハサミ男』より) 確かに目印になりました>鉄塔。お陰で無事目黒通りに行けました。 目黒通りだ。歩道に立った青い標識にも、日本語とローマ字でそう表示されている。 (『ハサミ男』より) 青というより、エメラルドグリーンっといった感じの色の標識でした。目黒通りはおしゃれな雑貨、家具屋さんが多かったです。 円形の金属プレートには、大きく「たかばん」と表示されていた。「たかつがい」ではなかった。 (『ハサミ男』より) 円形の金属プレートではなかったです。いたって普通のバス停でした。ちなみに、私はこのシーンは美しくって好き。 学芸大学駅はなかなかにぎやかでした。 上にも書きましたが目黒通りには本当におしゃれなお店が多くって、もし自分が家具を買わないといけない事態になったら、目黒通りで探してみようと思ったほど。 ちなみに、樽宮由紀子が住んでいるのは鷹番四丁目なんですが、悲しいことに 鷹番四丁目というのは存在しません。 続きを読む
プロフィール - 6月 17, 2013 殊能将之(しゅのう まさゆき) 『楚辞』の一編、屈原「天問」の“殊能将 レ之”(しゅのうもてこれをひきいたる=特殊な才能でこれ“ 軍勢 ”を率いる)という言葉からとられた。 生年月日:1964年1月19日 血液型:O型 出身:福井県 名古屋大学理学部に入学し、SF研究会に入る。 大学中退後、某編集プロダクションに勤める( このへんについては 『メフィスト』2013VOL. 1で大森望さんが書かれているも のを参考にしてください)。 その後会社を辞め、数年後メフィスト賞に応募、 『ハサミ男』で第13 回メフィスト賞を受賞。 2013年2月11日に死去(49歳)。 いろんなエピソード 本名などを隠した覆面作家。 自身の写真はほとんど公開されていな いが、 私の知っている限り2度ほど公開されている。 それについては[ インタビューやコラムなど ] のページをご覧ください。 『ハサミ男』が出た当時は、 翻訳家で書評家の大森望さんの掲示板で「 これを書いた人を知っている」 とちょっとした騒ぎになった。 それについては当時の大森さんの 掲 示板 をご覧下さい。 その後、 殊能将之を囲む会 で大森さんは センセーに再会しています。 殊能センセーという呼び名は、都筑(道夫)センセーが元ネタ。 今 はなきmercy snow official homepageでご自身のことを「殊能センセー」 と表現してい たことによる。 『鏡の中は日曜日』を執筆するため、(センセー曰く) 薄いフラン ス語の文法の本で勉強。 それをきっかけに原書のポール・ アルテの本を読み、 あらすじや感想をホームページに載せ、 読者を驚かせた。( フランス語は読める方ではなかったので…) 原書をよく読まれる方で、特にアヴラム・ デイヴィッドスンを好ん でおり、奇想コレクションで『 どんがらがん』を編集している。 しかし、アヴラムやアルテ以外にも、mercy snow official homepageではいろいろな作家のデータを載せていた。( ち なみに私は史上最低シリーズが好きです) mercy snow official homepageにはopinionというページがあった。 これ は今考えるとTwitterに似ていて、 一言コメントのよ 続きを読む