キマイラの新しい城 in ロポンギルズ

 私は東京国際映画祭(ハサミ男を見に)で六本木ヒルズに行ったときに、「これは!」と思い『キマイラの新しい城』を持参して、作中に出てきたところを写真を撮ったのでした。


第二之章 トキオーンを求めてのその四より


 ここがロポンギルズの正門なのであろう。背の低い円筒形の建物があり、その右手に塔へとつづく石段が口を開けていた。(「キマイラの新しい城」より)

 多分ここだと思う。やや自信なし。なぜ自信がないのかと言うと、次のページP198に出てくる極彩色の紋様が見つけられなかったから。う~~~ん、これについては本当によくわからない。



 黄褐色の石積みの階段に近づいたとき、ガラスの壁こしに円筒形の建物の内部をのぞいた。なかには薄暗い穴蔵が地中深くうがたれ、底から長い金属製の階段が一直線にのびていた。(「キマイラの新しい城」より)

 この写真は東京国際映画祭の色が濃いですが、気にしない、気にしない(笑)。私は階段を上がった状態で撮ったので、作中に描かれているものとは角度が違います。



 
 
 石段の先は石畳の広場になっていた。広場をとりかこむようにかぼそい立木が植えられ、小さな滝が音をたてて流れおちていた。(「キマイラの新しい城」より)

 この写真も東京国際映画祭の色が濃すぎますが、気にしないでください。いつもは滝、こんなんじゃないんです~~。もっと地味です。




 広場の左手には、巨大な黒蜘蛛が立ちはだかっていた!(「キマイラの新しい城」より)

 これは私以外の人も写真を撮っていたので、写真を撮るとき恥ずかしくなかったよ(笑)。


 
 
 わたしは巨塔のすぐそばを通り、衛士の言ったウェストウォークなる区域をめざした。(「キマイラの新しい城」より)

 この塔ってなんですか? 私にも分からないんですが…。




 見あげれば、上空はガラスでふさがれ、天井からあざやかな色合いの旗幟がいくえにも垂れさがるなか、渡り廊下が中空に架かっている。(「キマイラの新しい城」より)

 この場所はかなり書かれているとおりでした。笑えるくらい。






 
 
 
  

CITRUS NOTES
ANYA HINDMARCH
Ponte Vecchio
byblos
ANTEPRIMA
BVRILLER ITALIA
LANCETTI
murmure d'air(「キマイラの新しい城」より)

 今気付いた! 私ANTEPRIMAは撮り逃している…ショック。順番が書かれている通りだったのは笑った。
 あと、byblosの文字なんてよく読めたな~とエドガーさんに感心した。


 

 細い通廊の先にある階段を降り、扉をぬけると、いきなり曇天のもと、本物の戸外に出た。目の前にはいささか狭めの通り、道沿いに緑なす木立が植えられてあった。(「キマイラの新しい城」より)

 私はこの細い通廊に気付かず、迷いました。なんでエドガーさんは迷いない足取りなの?? どうして?? と心の底から思ったのでした。




HOTEL GRAND HYATT TOKYOU
のっぽのハイアットのトキオーン居館、とでもいう意味であろうか(「キマイラの新しい城」より)

 本物はHOTELの文字がなかったです。かなり探したけど、なかったです。


追加
 上のロポンギルズ訪問は2004年10月24日だったのですが、2013年12月1日に再度行ってきました! そしてらANTEPRIMAがまだありました!!

このブログの人気の投稿

ハサミ男がいた風景3

インタビューやコラムなど